検査着に着替えるのはなぜ?|「自分の服じゃだめなの?」と思っている人へ

 

◎ 検査着に着替えるのはなぜ?|「自分の服じゃだめなの?」と思っている人へ

「なぜ着替えないといけないんですか?」 ……あまり聞かれない質問ですが、心の中では思っている方が多いはずです。

検査着への着替えには、ちゃんと理由があります。




1. 一番の理由は「金属」

CT・レントゲンなどは、撮影部位の近くに金属がなければ着替えなくていいこともあります。足首のレントゲンなら、上半身はそのままでいい場合がほとんどです。

ただしMRIは別です。部位に関係なく、基本的に全身着替えます。MRIは強力な磁石なので、金属は画像に影響するだけでなく、最悪の場合飛んでいきます。どこに金属があるかわからない以上、全部着替えてもらうのが安全です。


2. 検査によっては「別の理由」がある

大腸CTや大腸の検査では、お尻からチューブを入れます。そのため、お尻の部分に開口部のある専用の検査着を着てもらいます。

これは機能的な理由だけではありません。検査中に汚れることがあるからです。検査着はあなたのためだけでなく、次の患者さんのためでもあります。


3. 着替えの「盲点」

更衣室に案内して検査着を渡したのに、しばらくして確認しに行ったら、着替えずにそのまま椅子に座っていたおばあちゃんがいました(笑)。

説明が伝わっていなかったのか、着替え方がわからなかったのか——どちらにせよ、こちらの確認不足でした。着替えに時間がかかっていたり、なかなか出てこない場合は、遠慮なく声をかけてください。技師も様子を見に来ます。

検査着への着替えは「病院のルール」ではなく、正確な画像を撮るための準備です。


……検査台がしばらく臭かった日もある、冴えないおやじ技師の独り言です(笑)。 明日もまた、「着替えていただけますか」と、丁寧に案内し続けます。

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