検査着のポケットに何も入れてはいけない理由|万歩計・百円玉、よく忘れ物があります
◎ 検査着のポケットに何も入れてはいけない理由|万歩計・百円玉、よく忘れ物があります 「検査着に着替えたんですが、ポケットのものはどうすればいいですか?」 ……あまり聞かれませんが、聞いてほしい質問です。 検査着のポケットには、何も入れないでください。これだけで防げるトラブルがたくさんあります。 1. ポケットの中身、現場でよく見るもの 検査着に着替える前、ポケットの中を確認していますか。現場でよく見つかるのが、こんなものです。 万歩計 :金属やバッテリーが入っているため、画像に影響します 百円玉などのコイン :小さくても確実に画像に写ります 磁気カード :交通系ICカードやクレジットカードなど 特に 磁気カードはMRIだと使えなくなる ことがあります。MRIの強力な磁石が、カードの磁気情報を破壊してしまうからです。検査が終わって帰ろうとしたら、駅の改札を通れない——そんな事態になりかねません。 2. 「安全ピン」は全然安全じゃない これも時々見かけます。 安全ピン を検査着のポケットに入れたまま検査台に乗る方がいます。 名前の通り「安全」なはずですが、金属である以上、画像には写りますし、MRIなら磁石に引っ張られるリスクもあります。安全ピンという名前に油断せず、外してください。 3. なぜポケットの中まで確認が必要なのか 服を脱いで検査着に着替えれば、もう金属は心配ないと思うかもしれません。ただ、検査着のポケットに私物を入れたまま——これが意外と多いパターンです。 検査着に着替えるときは、 ポケットの中身を全部出してから着替える ことを意識してください。財布、スマートフォン、鍵——すべて検査着の外、ロッカーや指定の場所に置いてから検査台に向かいましょう。 検査着に着替えても、ポケットの中身までは自動的に空にはなりません。 ……万歩計を見つけるたびに「今日何歩歩きましたか」と聞きたくなる、冴えないおやじ技師の独り言です(笑)。 明日もまた、ポケットの中までしっかり確認しながら、検査室に向き合います。