認知症が疑われた場合、最初になにをするかといえばあたりまえだが診察となる。
手足のしびれがないかとか、言語障害がないか、麻痺はないかなどを確認する。
そのうえで、CTやMRIを撮影するといことらしい。
さて、その意義なのだけれど。当然、症状だけでは判断できないわけで脳の障害だからどれも基本的には似たような症状になりますよね。微妙には違うのでしょうけれど。
また、そもそも認知症があるから、診察自体が正しいかどうか怪しくなるケースも考えられますよね。
ということで、CT/MRになるわけですが、CTでは主に水頭症や大きな脳梗塞とか腫瘍などを見るのが目的のようですね。体内金属があってMRIができないケースとかもこちら。
これで水頭症と診断されれば治るタイプの認知症という判断となり。腫瘍やら脳梗塞ならそれぞれの治療となりMRIやSPECTまでやる前に診断がつく。
MRIではCT以上に海馬の委縮などをみていて、アルツハイマー型認知症の方は早期から海馬が委縮するらしいから、委縮度合いを見ているということだ。
だから、認知症の画像診断の時にMRIを行うのが一般的なのだということになる。なぜなら海馬はCTだと写っているけど見にくいからだ。MRIはわりとしっかり見えるわけだ。だから認知症の診断にMRIが一般てきであると合点した。
とは言ってもMRIでも海馬の画像を判断するのは難しい。通常の画像と比較して、極端に委縮していればわかりやすいかもしれないが、早期のアルツハイマー型認知症だとしたらそんなに委縮してないからだ。
そこで、VSRADというソフトウェアが活躍する。これは、正常の人のMRI画像と比較して、大きさがどれくらい違うのかというのを数字で教えてくれるソフト。委縮具合を数値化して教えてくれるのだ。
では、ここで何が重要か。
海馬が正しく映っていないと海馬の大きさを比較するときに間違ってしまう可能性があるということだ。そして、もう一度いうとCTでは海馬が写てるけどわかりにくいから
適さない検査であるということになる。
今日はよく勉強できたかな?皆さんはご存知かもしれませんがひとりくらい同じレベルの人がいるかもしれないので誰かの参考になればなによりです。
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今日はよく勉強できたかな?皆さんはご存知かもしれませんがひとりくらい同じレベルの人がいるかもしれないので誰かの参考になればなによりです。
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CTとMRIでの海馬の比較ができる画像を見つけたので引用させていただきました。
VSRADについてのホームページも見たけれどかなり複雑ですね。
海馬の小さな委縮が対象だし、部位によってもいろいろと考え方があるようですし。また、加齢による委縮や血管障害による委縮も考えなければなりませんから認知症の画像診断は難しいそうです。
海馬の小さな委縮が対象だし、部位によってもいろいろと考え方があるようですし。また、加齢による委縮や血管障害による委縮も考えなければなりませんから認知症の画像診断は難しいそうです。
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