2016年12月28日水曜日

腸閉塞のレントゲン撮影:側臥位はやっぱり王道なの?



このブログも全く手を付けていなかった割には、とてもたくさんの方が見に来てくださっていてとてもうれしい。

なんと!有名な技師さんからもコメントもいただいた。(しばらく気づかなかったが・・)

しかし、更新せずにほぼ1年開いてしまった。仕事していなかったわけではないのだが・・・

このブログの存在は課長に知られたくないから、コソコソ書いている。
当然仕事終わってからだ。

でもでも。
「そんな暇あんなら仕事セーーイ!マニュアルでも作ってこいや!」と怒られるとやだからね。めんんどくさいし。

以前見つかったかと思った時期があり、中断していたのだがどうやら気づかれていないようだ。また折をみて少しずつ書いていきたいと思う。

ブログをかいていて面白いのは、世間がどのようなことに興味があるのかということを知ることができる点もある。

人気の記事というとこみるとどうやらみんな、腸閉塞の撮影に興味があるようだ!!?

きっと、どこの病院でも腹部側臥位撮影が毎日のようにおこなわれているのだろう!????

本当か?

実はわたくし腹部側臥位撮影ここ数年撮ってない。
先日、同僚に聞いてみたがみな撮影した記憶なしだった。

このままいくとうちの新人は側臥位撮影を一度もすることなく定年しかねない。

まあ、確かにCTがある病院ならCT撮るのが今の普通でしょうけど。

なんだか寂しいな。
CTMRIの苦労もわかるが、やはり側臥位撮影の苦労は若い時にすべきだと思うのだ。


以下、側臥位撮影あるある話

まず、お腹が痛いと苦しんでいる患者さんを励ましながら横向きで寝かせる。
この寝かせるのも発泡スチロールの上に寝かせるというここも小技だ。

そして、フィルムを抱えてもらって・・・
「あ、吐く。」
とここで患者さんが起き上がる。ともう一度寝かせるところからやり直し。

また寝かせたら、エックス線管球を背中側にセットし中心線を合わせて・・・

「あ、また、吐く」

といってまた起き上がって、最初から・・・

というくだりを夜中の1時にやることで精神力を鍛えられ、立派なベテラン技師へと成長するのであるとおやじは思うのであるが、あなたはどう思いますか。


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