2015年8月25日火曜日

レントゲンとCTの違いについて比較しよう

レントゲンとCTの違いと画像の見方

レントゲンもCTもX線を使った画像というのはご存知の方も多いでしょう。
では、CTとレントゲン画像の違う点はどういうところになるのでしょうか?

CTは断層画像、レントゲンは平面画像と表現されますね。

今日は、知り合いがくれた卵の写真からその違いを見てみましょう。

このように水の中に

生卵、ゆで卵、冷凍卵を配置しレントゲンとCTを撮影してみましょう。



















レントゲンの画像はこちらです。



















どれも同じように写っていますが、卵のなかにグレーの円形が写っていますね。



















これが診断の上でのポイントになります。

次にCT画像をみてみましょう。これは、3つの卵の断面写真です。
これだとみんな同じように見えますね。
違いが分かりにくいですね。



















この画像を3Dにしてみるとどうなるでしょうか?

















こうすると卵全体をみることができますね。

上から見ることもできますよ。


このように見ると差があることがわかってきます。

殻の部分にひびが入っている卵

窪みのようなものが2か所の卵

窪みが1か所の卵です。

さて、そろそろ正解にいきましょう。

実はこのように配置されていました。




レントゲン画像のグレーの丸は

卵の中の空気を表しています。




ということで、ゆで卵では空気が2か所に分布されていたようですね。

割ってみると確かに2か所の窪みがありました。


冷凍卵は殻にひびが入っているのでわかります。

ひびがはいった過程で空気は殻の外に放出されたのでしょう。



さて、このようにCTとレントゲンと撮影して卵の状態を観察してみました。

同じX線を利用していても、このように違いがあることがわかります。

ところでCTでは簡単に卵の状態違いがわかりそうな気もしましたが、
実はそうでもないと思いませんでしたか?

実際、病院での診療もこのようにそれぞれの装置の特徴を利用して、
最初は安くて簡単な検査から始め、徐々に核心に近づいていきます。

今回の実験ではレントゲンとCTを撮影していますが、
卵の状態を知るのに一番わかりやすいのは、手で持った感触や重さの比較だったかもしれませんね。

また、時間を経過させたときの変化などもあればわかりやすいでしょう。

冷凍卵は溶けてくると殻に入ったひびの部分から中身が漏れてきますね。


このようにいろいろな尺度で観察することによって、状態を確認することができます。

病気を見つけ出すということもこのように画像検査だけではなく、
血液検査や十分な問診、時間経過などを総合して判断しているということになります。

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