検査室はなぜあんなに寒いのか|我慢しなくていいです、毛布があります
◎ 検査室はなぜあんなに寒いのか|我慢しなくていいです、毛布があります
「ちょっと寒いですね……」 ……検査台に横になった患者さんから、よく聞かれる言葉です。
寒いです。それは間違いありません。しかも患者さんは検査着で薄着ですから、なおさら寒く感じます。
1. 装置に「適温」が決まっている
検査室が寒いのは、病院の都合でも、技師の好みでもありません。装置に適した温度が決められているからです。
CTもMRIも精密機器です。動作中には熱が発生します。決められた温度範囲を保たないと、装置が正常に動きません。だから空調で一定の温度に管理されています。
どのくらい発熱するのかというと、冷房を止めれば部屋が暑くなるほどです。特にCT室は顕著で、装置が動いている限り、冷やし続けなければならない環境です。
2. 技師は寒くない、という非対称
正直に書きますが、技師はそれほど寒く感じていません。
理由は2つあります。まず、技師が普段いる操作室は、検査室ほど冷やしていません。そして、検査中は動き回っているので体が温まります。
一方、患者さんは検査着に着替えて薄着になり、検査台の上でじっとしています。同じ空間にいても、体感温度はまったく違います。寒さを感じているのは、いつも患者さんの側です。
技師が寒くないことと、患者さんが寒くないことは、まったく別の話です。
3. 毛布があります、遠慮なく言ってください
対応できることがあります。毛布をかけられます。
検査部位にかからなければ、毛布をかけた状態で撮影できることがほとんどです。「寒い」と言ってもらえれば、その場でお持ちします。
我慢して震えていると、体が動いてしまって画像がぶれる原因にもなります。寒いと感じたら、遠慮せず伝えてください。検査をスムーズに進めるためにも、その方が助かります。
……操作室で「寒くないですか」と聞きながら、自分は上着も着ていないことに気づいて、少し反省する冴えないおやじ技師の独り言です(笑)。 明日もまた、毛布をすぐ出せるところに置いておこうと思います。

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