今日は血管造影の検査についた。なんと数年ぶり。
めったにいかないので、血管造影室の皆さんに温かく迎えてもらった。
血管造影検査とは
「血管」に
「影」を
「造」る
撮影方法です。
具体的には、
足付け根か、腕の動脈血管にカテーテルと呼ばれる細くて長いストローみたいなものを入れていきます。
そして、病気があると思われる血管までそのストローを押し込んでいきます。
そして、そこで造影剤というレントゲンに写りやすい薬剤をいれると、、
そのストローの先の血管に造影剤が入り、そこをすかさずレントゲン撮影すると血管の写真が撮れるというものです。
この時に、私たち診療放射線技師は何をするかというと、撮影を担当します。
主演は医師、血管の中に黴菌が入らないように滅菌手袋、術衣をきて腕や足の付け根に注射をし、そのあとカテーテルをずんずんと目的の血管まで進めていきます。
助演はナース。
医師の作業の助っ人です。カテーテルを出したり、生理食塩水を供給したり、患者さんが苦しがっていないかなどを記録します。血圧なども測定しています。
大道具? 放射線技師?
医師が作業を進めやすくするために、レントゲン確認画像を表示さたりします。
目的の血管にカテーテルが到着したら、本番の撮影業務です。
造影剤を何cc入れるかなどを設定して、撮影を行います。
「息を吸って、止めてください」「頭は動かさないでくださいね」などと声をかけます。
そして撮影します。
検査が終わった後は、画像処理をします。
血管の画像が見やすくなるように、修正をかけたりします。
以上が血管造影室勤務の技師の仕事です。
久しぶりの血管撮影室(通称:カテ室)
実は何年か前に装置は新型となり、昔は血管撮影しかできなかったのが3D撮影もできるようになっていたり、CTみたいな画像が撮影できるようになっていたりと高度化していました。
できることが増えているので、ちょっと大変でしたが昔のように診断できないような画像になってしまうようなことはほとんどなくなりました。技術革新に驚きです。
とにかく動きに強くなったようです。昔は、患者さんが動いてしまうと全然だめでしたからね。
来週も研修あり。早く覚えられように努力しなければ。
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