今日は新人たちに昔話を聞かせてやったら、割と受けたのでその話をしましょう。
今では見ることも少なくなった、暗室。私が新人ちゃんだった頃は王道で、
レントゲン撮影したら暗室に持っていき、そこでフィルムを現像していました。
暗室の中は赤いライトで照らされてはいますがかなり暗い場所です。
私たちの勤める病院くらいですと、暗室のなかに閉じこもって一日中現像を担当する日というのもあります。
午前中は仕事が忙しいのですが午後になると撮影が減ってくるので現像も減ります。
すると、暗いので寝てしまったりしたこともありました。
また、あの暗い中でもなれるとなかなか快適で、お弁当とか食べたりしましたね。
今思えば変な光景ですが。。
しかし、暗室は昼の業務だとなんてことないのですが、夜勤の時は怖かったですね。
夜中の12時ころに病棟のポータブル撮影を終え、一人で真っ暗な暗室の中に入り現像するのですから怖い。。。
ふざけたやつがいて暗室の中に身をひそめていて、突然後ろから声をかけてくるとんでもないスタッフもいました。
あの時は”ついに出た”と思いましたね。
そんな、暗室も今ではきれいさっぱりなくなってしまいました。
もうあんな怖い思いもしなくて良いのですが、
あの頃のアナログな仕事もまた楽しいものだったと思うのでありました。
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