2015年9月28日月曜日

造影CTとは何か?(その3) 臓器の形をみる

造影剤は、血管をくっきり映し出すことができその結果として、細かい血管も見えるようにしてくれる効果があると説明しました。

これ以外にも造影剤を利用する利点があります。

それは、臓器の輪郭がわかりやすくなるという点です。

人体の臓器には、当然ですが血管があり、そこを血液が流れています。

CTの造影剤は血管の中に注射でいれます。

流れ着いたのち、臓器にも分布します。

ですから、臓器も白くうつります。

このように臓器が白く写っている状態を業界用語で「染まる」と表現します。

「染まりが悪い」

「だんだん染まってきた」

「腫瘍周囲の染まりが強いね」なんて具合に表現します。

では、染まるとどのくらい見やすくなるのかみてみましょう。

ちなみに造影剤を使わない検査をCT検査を単純CT、造影剤を使った検査を造影CTと呼んでいます。

下の画像は、単純CTと造影CTの画像の比較です。

黄色いまるで囲んであるのが腎臓です。

造影CTの方が、丸っこい輪郭がよくわかりますね。

造影剤には、このように臓器を白く映し輪郭をシャープに映し出す効果もあるのです。

この、造影剤の取り込まれ方の違いを利用して、病気を見つけ出す方法などもあります。

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