ということで、空気は黒く映るので気胸はわりとレントゲンで見にくいということですが、
肺の中の空気と肺の外の空気の違いに注目すると、わりとわかりやすくなります。
肺の中は、血管があります。だから、うっすらと血管が写っています。網目状に見えてます。
肺動脈や肺静脈なんてやつですね。
対して、気胸の時の肺の外に出てしまった空気の部分は肺の血管がないので網目状の陰影がみえません。
ということで、正常画像とくらべるとわかりやすいですね。
でもCTとるともっと簡単にわかります。
もし、患者さんがこの後診察の予定がない、家に帰る予定だとしたら帰してはいけません。
特別な理由がないなら(何かの処置後だったとか)
先輩なり、先生なりに連絡しましょう。
まあ、そんな見落としすることもそんなにないですけどね。
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