先日、知り合いと放射線技師の話になった。
放射線技師って被ばくしんの・・・みたいな話になったが、
技師の人たちって胸にバッジをつけているでしょ。
それがエックス線を全部吸収してくれるから被ばくしないんでしょ?
と言っていた。
いやいや、それはない。
エックス線を吸ってくれる物質があるなら、放射能汚染の問題もすでに解決でしょ・・・
私たちは、被ばくを管理するために胸にバッジをつけています。
これは、自分がどれだけ放射線被ばくをしたかを測定するものです。
1年間に浴びても問題ないといわれているX線の量がわかっているので、その量にならないように日々測定をしています。
最近はガラスでできたやつになりましたが、昔はフィルムバッジと言ってフイルムが入っていました。
レントゲン写真でエックス線が当たると黒くうつるのをりようして、バッジのなかのフィルムの黒さ具合をもとにして、エックス線にどれだけ当たったかをはかるものでした。
ということで、バッジはエックス線を吸収していますが、私たちの体に浴びる放射線をすべて吸ってくれるようなものではないということを今日はお伝えしてみました。
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