2015年11月8日日曜日

鉛のエプロン

昨日お話ししたように、私たちは患者さんを押さえつけて撮影することが多々あります。

そのような場合には、別室に逃げられないため私たちも患者さんと一緒にい被ばくします。


一日に1っ回くらいなら被ばくしてもよいのですが、一日に何度もとなると気が引けます。

病院で受ける放射線被ばく程度は問題ないとされていますが、CTなどの割と量が多めの検査ではと統計的に発がん率が増えるという論文も報告されているため、おそらく被ばくしても問題ないのだろうけれど、

あんまり、無意味に被ばくするのも気になります。

ということで、私たちは操作室に逃げれないときはエプロンを着用します。

鉛のエプロンで中に鉛が入っています。

すごーく重たいエプロンで、あまり着たまま動きたくな代物でした。

ということもあり、私はいつも着ません。

こんなもの着て撮影されたら、患者さんはどう思うか?と考えたら・・・

ということで、おじさん技師は着ない人が結構います。

若い技師さんたちは、放射線防護教育がしっかりされてるようで、みなさん着てポータブル撮影に回っています。

重たいのにご苦労さんだなと思っていたのですが、


先日。後輩がその鉛エプロンを片づけずに放置していたので、だらしねーなと思いつつ片づけの為に持ち上げたら

なんと、超軽いではないですか!!!

昔は恐らく5㎏か10㎏くらいの重さがあったと思われるのですが、

最近のつは1㎏ないのではないでしょうか?

しかも

しゃれおつ!!

なんか時代を感じた瞬間でありました。






でも、このエプロン。俺が着たら怖いんだろうな~~

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