放射線技師は放射線を扱っているので、被ばくが多いと思われている。
しかし、そんなことはない。。。
病院で放射線撮影をしたことがあるかたはご存じだろうが、技師は撮影時には撮影室の外に出て撮影する。
撮影室と私たちが撮影ボタンを押す場所とは、厚い壁で隔てられているため放射線は浴びない。
この厚い壁は、鉛が入っていてエックス線を吸収してくれる役割がある。
ちなみに、患者さんがうごいたりしたときの為に患者さんの動きをよく見て撮影をするわけだが、
別室に移動しているとわからないため、ガラス窓から患者さんの状態を確認している。
そのガラスも実は特殊素材で、鉛が入っているために放射線は透過しない。
ということで、私たちは被ばくしない。
放射線技師で一番被ばくしているのはポータブル撮影担当者ではないかと思っている。
というのも、ポータブル撮影の時病室で撮影するので別室に移動できない。
レントゲン室まで降りてこられないような重症患者さんを撮影する機会も多いため、患者さんがうごかないように抑えて撮影することも多々ある。
以上のような理由から、ポータブル撮影時が被ばく量が多いのではないかと思っている。
とはいっても全然すくない被ばく量であるのだが。
ということで、私たちはそれほど被ばくしないのでした。
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