2015年4月27日月曜日

MAGICというMRIの撮影法がすごいらしい!?

先日、MRI専門技師にあって仕事の話をしていたら、すごいMRI(撮影方法??)がでたという話をしてくれた。

MAGICという撮影方法らしいのだが、それをやると全部とれるというのだ。

???一般の方には何が何だかわからないでしょうから、簡単に説明しましょう。

MRIといいうと、通常は断面写真という風に説明をうけますが、断面写真はCT検査でも撮影できます。

MRIは縦切りができたり、横切りができたり、斜めに切ったりできますという話もありましたが、いまのCT装置も同じように360度の方向から切れます。

じゃあ何が違うのかというと、撮影原理が違います。

すなわち、病気の写り方が違う。

CTでは水は黒く写りますが、MRIでは黒くもできるし白くもできます。

すなわち、MRIというのはいろんな種類の画像を撮影できます。

T1強調画像(水が黒く写る撮影法)
T2強調画像(水が白く写る撮影法)
フレアー(水が白く写る撮影だけれど、一部の水は黒く映してくれる撮影法)
拡散強調画像(拡散という現象を画像化する撮影法:初期の脳梗塞が写るとされている)

などなどいろいろある。

普通はそれぞれの写真を撮影するのに、3分から5分くらいかかります。
ですから、5分×3種類ないし4種類の撮影で20分くらいの検査時間になるのが一般的。


しかし、このMAGICという撮影方法で撮影すると、全部(?)の画像が一度の撮影で撮影できるというのです。

一度で全部撮れるらしい!(GEさんHPより転載)

詳しい原理について語ってくれましたが、私には意味がわかりませんでした。

しかし、最新のMRIはついにここまで進化したのかと驚きましたよ。


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