今日は男性諸兄が気になるあそこの撮影方法の話です。
あそことは・・・
股関節です・・・
股関節は骨盤と大腿骨からなる関節で、よくあるのが大腿骨頚部骨折と呼ばれる大腿骨の頚部の部分がおれてしまう骨折などの時に撮影します。
出典;koshitani.com
正面の撮影は仰向けに寝てもらって、正面からパチリ。
注意すべきは足の角度で、足を内股にしないと股関節の頚部部分がよくみえません。
大きく開きたい男性諸君にはつらいところかもしれませんが、内股が基本です!
しかし、想像してください。骨折しているときに、あしを内股にするなんてどうなの・・・できるの・・
がまんしてもっています。。。
そして、もうひとつ、斜位撮影があります。これをラウエンシュタイン方といいます。
これは、斜位だけあってSHYな撮影法です。
こうやって撮ります。
ラウエンシュタイン法 体位と画像 |
「電脳入門書」様ホームページより転載
これを骨折しているひとにやるんですが、どう思いますか?
痛いですよね。
でも、やるんです。
しかし、ここがプロの腕の見せ所。
痛い時間をなるべく最小にするために、撮影する直前までにすべての準備をして、撮影の数秒間だけ我慢してもらうように工夫します。
放射線技師は、こうして辛い体制でも患者さんをはげましながら撮影する仕事です。
痛い思いしかさせないので感謝はされないのでした・・・
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