金曜日、画像診断部に置いてあった雑誌をみていたら興味深い記事が載っていた。
造影剤を使用した時と使用しないときで、放射線によるDNAへの損傷が変わるという論文だった。
造影剤を使って放射線を浴びると、損傷される割合が高くなるらしい。
しかし、損傷される割合が高くなるだけで放射線障害やがんが増えたということではないので注意が必要。
ということで、造影剤は出来るだけ使わない方が良いということなるのか?
でも、まったくもって現実的ではない。
血管造影検査をやらないなんてありえない。
心臓カテーテルでうちのおばあさんも一命をとりとめたし。
無駄な造影検査を抑制するという意味で警鐘ならすという意味では必要な知識であるかもしれない。
でも、私の病院では無駄な造影検査というのはそれほどないけれど。
原文は以下のradiologyのもの。
http://pubs.rsna.org/doi/10.1148/radiol.14132478
当然私が見たのはエーザイさんが訳した日本語のやつです。
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