2016年1月11日月曜日

胸と腹のレントゲンとそのやりがい。

1日同じ事の繰り返しというのは、人間飽きてしまう。

私の場合も1日中胸と腹のレントゲン撮影を繰り返していると、さすがにあきてくる。

仕事だからまぁ仕方ない。

そんなことで文句言ってるようでは

誰からも信頼を得ることはできない

と、

昭和の技師に教わったから文句言わないようになってしまった。

基本的には我々放射線技師の仕事も、それ以外の多くの仕事も同じ事の繰り返しですよね。

ただ、同じ事にかかる時間が短いか長いかの違いだと思う。

レントゲン撮影だと三分位だが、MRIだと三十分位のサイクルになる。

基本的にはどちらも細かく見てみれば単純作業の繰り返しなのだが、
やっぱりレントゲン撮影は飽きてくる。

何が違うのだろうか?

やっぱり、結果を見ることができるということがそのちがいなのではと思う。

レントゲン撮影では、大まかなことしかわからない。
一日中、百人とか撮影するから画像を細かく見るなんてできないし。

そしてなぜ、その患者さんがレントゲン撮影しているのかもわからない。


しかし、MRIやCT、血管造影などはなぜその検査を行うのか、
また、検査をした結果を知ることができる。

だから、ひとつひとつの検査に興味が持てるから飽きないのかと思う。

若い技師でレントゲンはやりたくないと言う子らがいる。

飽きない工夫があればよいのだが、何か面白い方法はないかな?

短い時間でローテーション組む他ないかなーと思っている。

ただ、痛みの少ない撮影方法を採用して患者さんに感謝してもらうだけでも十分なやりがいであるとも思うのだが。

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