2016年2月17日水曜日

頭部外傷を見逃して先輩に軽く嫌味を言われた友人の後輩から学ぶ

こんばんは、久しぶりの更新となりました。

先日、いつも匿名で症例などの援助?をしていただいている友人とこで

頭部外傷後の脳挫傷に気づかず、そのあとその後輩が軽く注意を受けたときいた。その後輩繊細くんらしく、今は起き上がれないほど落ち込んでいるとかいないとか・・・・

ということで、ネットやら知り合いやらから頭部外傷の見方としてまとめてみたので勉強しましょう。今回も連続7例で一気に覚えてしまおう。

外傷による出血。これくらいはっきり写っているとわかりやすい。






 外傷性のくも膜下出血。脳の溝は普通は黒いはずが、白い溝になっている。
微妙なときは正常画像と比べるとわかりやすい。頭の場合は左右対称だから、左右比べるとわかりやすい。



これも小さいが出血の症例。普通の断面だと出血なの??と思うが、別の角度からの画像を追加すると確信度が増す


これもコロナール画像画良かったように思われる画像




最初小さかった出血も、時間経過とともに大きくなる。症状も強くなるから最初に気付くと軽度の血腫拡大にも気付きやすい。




これも外傷時には分からないが、24時間後にはこのように血腫が増えていることがわかる。







濃度をかえると、骨か血腫かの判断がしやすい事がよくわかるというケースも最後に加えて終わりにしますね。


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