先日知り合いが言っていた興味深い話を紹介しよう。
最近、患者さんに被曝線量について聞かれるよねー、なんていう話をしていたところ、CTの被ばく量は、装置によって違うということをきいた。
まあ、考えてみれば当たり前なのだが、
それより驚いたのが、CT装置に表示される照射した線量の値が、
10から20%も誤差があるらしいということだ。
最近のCTは、検査をするとその時に照射したX線の量を表示してくれる機能がある。
しかし、この値は撮影時に実際に測定しているわけではなく
あらかじめ測定したデータから計算されて表示されるものだが、
この値と線量計で実測した値が
10から20%も違うらしいのだ。
ということは、五回受けたら一回は無いということか?
逆に考えると、4回で5回分ということもあり得るではないか。
これではその線量も目安にできないではないかと思ったのは私だけであろうか。
やはり、CTも線量計で測定しておくべきだと思った。
そして、CTこそそうすべきであろう。
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