MRIをやっているとよく患者さんから、
この検査の結果はいつわかるのか?
と聞かれることがあります。
MRIは私の病院だと、放射線科医が読影(画像を見て解釈を加える)してから各科で説明になるケースが多いので、
1週間後などが多いでしょうか?
とお答えしています。
しかし、脳神経外科や整形外科の先生が依頼してきたMRIなどでは、
依頼してきた主治医(放射線科医ではない)が自分で読影(画像を解釈する)するので即時結果報告となるケースもあります。
CTなんかは放射線科医ではない先生でも判断できることが多いので、
即時説明されるケースもありますが、
通常は放射線科読影をまってから説明をする方が複数の目を通すことできますから、
安心して説明できるので読影結果が出る1週間後などになります。
そんなにかかるのか?と言われることもありますが、放射線科の医師は近年不足しているため、解釈を加えるのに時間がかかります。
まと、CTやMRIが高速化したので、検査が増えたのも理由のひとつでしょう。
ですから、一日に何十件と画像診断をしているので順番が回ってくるのに変わってた時間がかかっているのです。
私の病院の先生も朝早くから夜まで一日中画像を読み続けています。
当然、救急でかかられて撮影した画像は、即時に救急医が画像をみて判断していますから、即時結果がでると判断してもよいでしょう。
以上のことから、CTやMRIの検査結果に関しても患者さんお病状など対象となるものによって変わるということをここで紹介させていただきました。
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