3Dプリンターが世間に知られるようになって久しい。
医療現場でも3Dプリンターを活用する流れになっている。
手術前に病気と臓器の位置関係を把握するためにりようできるという。
このデーターのもとになるのがCT検査である。
データーはうちの旧式マシンでもOKなので、3Dプリンターだけかえば
当院でも3Dのプラモデルのような臓器が作れる。
この3Dプリンターというのは、値段が数万円のものから何百万円近いものまである。
私の勤める病院だとおそらくそこまで高いのは変えないだろうなあ。。
3Dプリントのワークフローは
・CTを撮影する。
・細かい画像を作る。
・3DワークステーションというCT 画像を3Dにする装置に画像をおくる。
・そこでSTL変換といって、画像ファイルのフォーマットをDICOMからSTLに変換する。
この変換は、既存のワークステーションで普通にやれるらしい。
・そのあとこのSTLデータを使って3Dプリンタにデータを投げるらしい。
ちなみにこのSTLデータがあれば、3Dプリンターがあれば同じものをいくつも作れるというのだからすごい。
先日、知り合いの技師が20万そこそこの3Dプリンタでつくったという骨のモデルを見せてもらった。
確かにややざらついていたが、臨床的には十分なのではないかと感じた。
しかし、作るのに5時間かかるらしい。
ということで、購入に関して私の口から話題にするのは避けておこうとひそかに思った。
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