MRIをやっていると、なぜあんなに大きな音が出るのかと聞かれます。
音の発生については、MRIという大きな磁石のなかで、さらに磁界を発生させたりS極とN極とを入れ換えたりするので大きな音がすると言われています。
今日は、何で色んな音がするのかと聞かれました。
MRIはCTと違って色んな種類の画像が撮影でします。
水を白くする撮影方法や、
水を黒くする撮影方法、
脂肪を写りにくくする方法、
血管だけを写し出す方法
など色々あります。
そしてこの撮影方法によって、磁界の発生させかたや極の入れ替えなどが変わります。
ですから、音が変わるということになります。
ベテラン技師ともなると、音で撮影方法がわかるようになります。
ちなみに私はフレアー法(水を黒く写すが、脳梗塞などは白く写る撮影法)の音が好きですね。
「が、が、が、が、が、が、とん、とんとんとんとん=休止= が、が、が、が、が、とん、とんとんとんとん」
というやつです。マニアックですね!
他にもいろいろあります。
「ピコン、ピコン、ピコン、ピコン、ピコン」という拡散強調画像撮影法(発症間もない脳こうそく映しだせるといわれていいる撮影法です)
「ガー、ガー、ガー、ガー」が5分くらいなり続けるMRA(血管だけを映し出す撮影方法)
などなどですね。
かなりマニアックな話になってしまいました。
本日は以上です。
0 件のコメント:
コメントを投稿