MRIは核磁気共鳴画像の事。
そしてMRAはMR Angiographyと言って,
MRIを使って血管の撮影(Angiography)ができる撮影法を言います。
もちろん同じ装置でできます。
ちなみにCTでとった血管撮影はCTA(CT Angiography)といいます。
ただ、Angiographyと呼ばれるものは、血管造影室で行われる血管造影検査を指します。
さてMRIとMRAの違いを画像で比較してみましょう。
MRIは、ただの断面画像だから輪切りです。
MRAはこのように血管を立体的に見れます。
この薄い画像は、血管だけが白く写るように計算されています。
血管だけが白く映っている:TOF法 |
この血管だけを白く写すための技術こそが一般的なMRAの技術でしょう。
この撮影方法は同じ部分を撮影し続けていると、血液が流れていくところだけは信号に変化があるので、その部分だけを白く映し出すという方法です。
つまり血液は動き続けているので、ほかの脳組織との間に信号の違いが出ます。このちがいを画像かしているのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿