2015年12月23日水曜日

東芝メディカルの売却は残念

東芝メディカルが売却されるということらしい。

東芝メディカルは私たち放射線技師とはとっても縁が深い。


特にCT装置は、日本中で東芝の装置が稼働している。

性能も世界レベル。世界に先駆けて320列CTという装置の開発を行った。

確かヘリカルスキャンも東芝だったはずだ。

最近ではMRIでも高いレベルの装置が開発され、かなりの病院で使用されている。

順風満帆だと思っていたのにとても残念だ。


しかしどこが買収するのだろうか? 東芝の名前は残るのだろうか・・


私が技師になって一番最初に使った装置は東芝製のレントゲン装置だった。

装置の裏には東京芝浦電気と書いてあった装置である。昭和50年代の装置だった。

単層全波整流型と呼ばれるその装置は、しっかりとしたメンテナンスがなされ25年近くも臨床で使われていた名機だった。

今でも東芝の装置を我々は使っている。

CTをはじめ、エックス線テレビという胃の検査をする装置などだ。

東芝さんのメンテナンスはとっても優秀なのだが、今後どうなるのだろうか。

海外メーカーに買収されなければいいなあ。

東芝ファンの放射線技師はとっても多い、S印になったら悔しすぎるよ。



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