CT検査は有効な検査であると先日書きましたが、
わりとよくある例を見つけたので考えてみたいです。
肺に腫瘍が疑われるということで、近くのクリニックから紹介されCT検査となった症例。
レントゲンを撮ると肺に丸が写っているように見えると・・・
放射線科の先生が見れば、すぐに分かりそうなんですが。ただ断言もできないかもしれませんが・・
これでCTを撮影することになりました。
このように、この丸は乳首が写っていたということです。
このような話だけを聞いていると、なんだか病院に無駄金を払わされたと言い出したくなる気持ちもわかりますが、
それはこれを撮影したからわかったわけで、万が一にも肺がんだったりするかもしれないです。
詳しい事はわからないですが、この方に喫煙歴があったりご家族に喫煙者がいたりしたから、近医の先生はCT検査を薦めたのかもしれません。
レントゲンは簡単に実施できる優れた検査法ですが、結局のところ影を見ているだけなのです。
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