2015年12月20日日曜日

CT検査はどれだけ有効なのか?とりあえず手の写真をみてみようと思う

舟状骨という骨が手の中にある。

手根骨という骨の中の一つで手を強く付いた時に折れる骨です。

骨折が変な言い方ですが、しっかりとしているとレントゲンでも十分にわかりますが

骨が重なってうつるので、レントゲンでは細かく見ることは困難なときもあります。

そんなときにはCTを撮影することがあります。

私の病院ではほとんどないですが、知り合いのところはけっこう撮影するようです。

低線量の放射線被ばくも近年は問題となっていますが、CT検査がどれだけわかりやすい検査であるかは、あまり話題になりませんので、

今日は舟状骨のCTの画像をみてみましょう。

知り合いのところはけっこう画像を作りこんでいるようですので、みてみましょう。


下の画像はレントゲンです。右手の骨折がわかりますね。赤丸で囲んだところに黒い線が入っています。左と比べるとわかりやすいです。

ということで、骨折があるということはわかるでしょう。


しかし、これのCTを撮影するとどうなるでしょうか。

CTというと断面写真ですが、今の時代は3D画像がつくれます。

これが3Dがぞうです。




こんなに分かりやすくなります。

360度の方向からわずか数センチの骨折を確認できるのです。


現在ここまでの技術があるのに、撮影しないというのもどうなのかと思ってしまいませんか?

ということでCTは相当わかりやすい検査なのです。

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