2015年12月29日火曜日

乳房再建手術前のCT

正月明けに形成外科からの依頼で乳房再建のためのCTを頼まれた。

初の出来事なので、ちょっと調べてみた。


乳房再建とは乳がんでおっぱいを切除されたかたが受けるおっぱい再建手術のこと。

人工の乳房でつくるか、自身の体の一部を切り取ってそれをあてる方法とがあるそう。

今回はご自身の体の一部を利用する手術だ。


この方法にも種類があるようで、

おなかの組織を使用する方法と背中の組織を利用する方法があるらしい。

この時、とってきた組織の血管を胸の血管とつなぐ必要がある。

その為、その血管がどこにあるのかやどのように位置しているかを手術前に知っておこうということだ。

意味がよくわからなかったので、調べてみたらとてもわかりやす動画を見つけたので張っておこう。






撮影方法は?


撮影は胸から骨盤にかけて撮影を行う。

造影剤はできるだけ高濃度もしくは容量の多いものを用いるとよいそうだ。

当然、スピードも速く注入。

これは非常に細い血管を描出しなければならないからだ。

こんな画像ができればよいらしい。

腹直筋のとこの細かい血管:インナビネット様から転載


画像処理が大変そうだな。がんばろう。

参考ページ:インナビネット http://www.innervision.co.jp/ad/suite/aze/jisedai/162



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